連休中、娘の幼稚園の運動会があった。頑張り過ぎて筋肉痛が酷い。
自分が発達障害と診断されて良かったことのひとつは、自身のために必死に調べたことが、娘の成長や幼稚園の取り組みの理解にとても役立っていることだ。幼稚園の方も、英才教育や大人受けする見栄えする行事ではなく、園児同士の社会性、コミュニケーション能力に重きを置いていて、その重要性が一層よく解る。
全員がニチームに分かれてくす玉割り。片方のくす玉割がなかなか割れない。しばらくすると、先に割った側の年長組がワラワラと加勢に入り、年中年少が後に続く。ようやくくす玉が割れた。
年少組(三歳児)は自分のくす玉に集中するのがやっと。ゲームのルールを理解して動けるのは年中組(四歳児)からのようだが、今度は過度にルールに拘泥されてくる。ゲームの意味を理解して、状況を読んで相手チームに加勢する五歳児の柔軟さ。その逸脱は三歳児の気ままさと表面上は区別が付かないが、実はとても高度な技量だ。子供の成長と園の良さを感じた。