昨日の続きで更に爆発的にブチ切れそうになる。で,ブチ切れることができないので,頭がクラクラした。
1998年ぐらいから去年まで派遣先でやっていた仕事について,自社の今度の課長から,あの仕事はまったく無意味無価値,あんな仕事を真面目にやる人間は無能だという主旨のありがたいお言葉を頂きまして(怒)。あのとき責任者だったろうが。なのに現場に一度も来なかったアンタに言われたくはないよ。まあ,成果主義というのが,ババの押し付け合い,無責任体制を助長するひとつの例ですかね。自分の成果を守るため,火中の栗は他人に押しつけ,他人の利益は横からさらう。これじゃ,会社が赤字になって当たり前。別件でこっちにも非があって,だから強く言えないところが悔しい。これから自分のやる仕事が,全部彼の成果になると思うと,絶望的な気分になる。
。。。すいません。不機嫌な話で。話を変えます。
イラク攻撃の期限が切られましたね。(ああ,これも不機嫌な話題。。。) イラクってどんな国か知りたい方には雨宮処凛の『悪の枢軸を訪ねて』がお勧めです。イラクの普通の庶民の様子が明るく描かれていて,それでいて,アメリカによる支援と裏切りの歴史についてもきちんと知ることができます。独裁体制に対する見方がやや甘いような気もしますが,それを差し引いても,書かれている内容は,ブッシュ大統領やアメリカのメディアが流しているものとは大きく違っています。ちなみにこの本,デモのときの飲み会で,雨宮さんにサインして貰いました。雨宮さん,エキセントリックな人なのかなと思って以前は勝手に敬遠してたのですが,最近『自殺のコスト』を読んだら,これがすごく気に入って,それ以来ちょっと気になってます。
あと,もう放送が終わってしまいましたが。この前のNHKスペシャル「アメリカとイラク」も見る機会があるといいのですがね。
- クウェート侵攻直前まで,アメリカは対イランのためフセイン政権を支援していた。
- そのためにアメリカは,炭疽菌まで輸出していた湾岸戦争のとき,アメリカはクルド人・反政府勢力の蜂起を軍事的に指導しておきながら,その後,政権崩壊による混乱を恐れて手を引き,その結果,多くの人々が見殺しとなった。
- 国連の査察団の中に実際にアメリカのスパイがいた。
などなど,あの番組で紹介されたことは,きちんと世の中の常識になっているんでしょうかね。こんなことやっといて「ならずもの」呼ばわりはないだろう。