2008年1月26日 大連から・その2

滞在先のホテルから職場まで、いつもはタクシーを使っているのですが、今日は仕事が午後からだったので、思い切って電車(路面電車)で行ってみることにしました。が、とにかく遅い。最近の経済発展で道は大渋滞。その間をのんびりのんびり走る電車。観光だったらよかったんだけど、途中で時間が危なくなったので、乗り継ぎ駅で降りてタクシーを捕まえることに。何台か捕まえ損ねていると、タクシーが一台、近づいてきて、ドアを開けてドライバーのおっさんが何かがーがー怒鳴ってくる。どうも「助手席い乗れ」といっているようなのだが、後ろの席には男が独り誰か座っている。どうしようかと思ったが、乗ってしまうことに。

社内でもおっさんはわーわーしゃべっているのだが、何を居ているのか全然判らない。で、後ろの男は途中で降りてしまった。どうも、近距離だったので、相乗りでもかまわず、途中で私を拾ったようだ。

「おまえは日本人か?」と中国語で言うので、そうだ、と答えると、なぜかテレサ・テンのCDをかけてくれた。

午後は半日仕事して、その後みんなで食事に行く。総勢13名で、中華の回転テーブルを囲む。もう中華料理を目新しくは感じなくなってきたが、蛾の幼虫にはびっくり。味は。。。不味くはないが、そう美味いもんでもなく。ちょっと苦味があって、酒のつまみにちょうど良い感じ。

言葉が全然理解できないのに、本当に本当に楽しい飲み会だった。このままずっと飲み続けられたらいいのにと思うぐらい。正直に言うと、前回の渡航のあと、日本側からかなり無理な注文が大量に送られて、そのために中国側は残業残業の毎日ですっかりくたびれていて、今回はなんとなく壁のようなものを感じていた。それがたいぶ崩れて、とても嬉しい気持ちになった。