2008年1月25日 大連から

どういうわけだか、いま仕事で中国・大連にいます。実は去年の12月に続いて2回目。2週間の滞在です。

生まれてウン十年、パスポートも持たず、国内ですら宿泊出張はなく(徹夜出張はいくらでもあるが)、「中国出張命じられたらときは会社を辞めるときだ」ぐらいに思っていました(以前中国に長期出張した先輩が二人も身体を壊して職場を去っていたので)。そんな私に、話が来たのが去年の8月。当初は2、3泊という話がだんだん膨らみ、結局2週間に。正式に決まったのが出発の半月前で、中国語の知識など皆無。しかも、一緒に来た課長が4日目には他所へ移動してしまい、残りの日々を独りで乗り切ることに。

でも、来てみなくては判らないことも多かった。あの二週間の経験で、この国、この街がとても好きになりました。仕事の内容はソフトウェア開発の技術指導だったのですが、「指導」といっても現場監督的なものではなく、現地の技術者と机を並べて一緒に仕事を進めていくスタイル。こちらの技術者はみんな本当に若く、自分がこの仕事についたときのことを思い出しました。スケジュールもきつく困難の多い仕事なのですが、それでも、「仕事が楽しい」と思ったのは何年か振りのことです。

今回はそのリターンマッチ。正直、また状況が変って厳しい現実に直面してるんですが、なんとか乗り切りたいです。