秦野までホタルを見に行きました。ホタルというと夏のイメージがあるのですが、神奈川だとピークは6月です。それを知らず、いつも気づいた時にはもうピークを超えていて、去年も地元の公園でちょろっと見たのがやっと。なので、今年は頑張って少し早くから調べてみました。
4時過ぎに横浜を出発。秦野中井ICに着いてもまだ日が高く、とりあえずネットで場所へ。ネットの記事はだいぶ古かったらしく、写真では森の中だったのに、行って見たら宅地の中でした。一応ホタル保護の公園にはなっていたのですが、まだ夕暮れまで時間もあったので場所を変えることに。次の場所は大きな森林公園で、道を散々迷った挙句、たどり着いたときにはもうすっかり夜になってました。公園の中は真っ暗でしたが、地元では有名らしく、たくさん人が訪れていたので、その後に恐る恐るついていくと、真っ暗な闇の中に小さな光がいくつもいくつも。いやぁ、本当に綺麗で、なんとも儚いものでした。
さて、ここ数年はそうやってこの時期ネットでホタル調べているわけですが、去年一昨年までは、検索で引っかかるのは、その土地で地味に環境保護に取り組んでいる方々のサイトがほとんどでした。ホタルを守る、というよりは、ホタルが生息できる環境を守る、というスタンス。それが、ことし同じように検索して引っかかるのは、旅行やレジャーのサイトばかり。もちろん、自分たちの土地の自然の豊かさとしてホタルを取り上げている土地は昔からあるわけですが、どう考えてもホタルなんていない都会の真中で、ホタルを見ながら酒を飲む、なんていうの企画にはどうも引っかかりを感じます。(去年見つけた、地方にあるホタルの里を、ネットで今年探そうとしてたら、そういうサイトに邪魔されて、どうしても見つけられなかった)。あるサイトでも、他所で育てたホタルの幼虫を放しただけで、その土地に根付かせる工夫をしないのでは、自然保護とはいえない、と書いている方がいました。本当にそう思います。