2007年1月8日 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

気が付けば、日記を書くのは1年ぶり、2005年の11月以来です。その年は身近なところで非常に大きなトラブルがあり、一生経験しないだろうという体験をしたのですが、公に出来ない話ばかりで、日記に書くことができない。それに悶々としているうちに、いわゆる「ブログブーム」がやってきて、睡眠時間を削ってまで日記をつける意味というのが、なんだか良く分からなくなったのですよ。

ウェブの日記は公開するネタのない人がとりあえずやるモノ、というのがかつての世間一般の評価でした。だから、自分もそれに後ろめたさを感じながら書いていました。それが、ブログという言葉が広まった(広められた)だけで、実態はほとんど変わっていないのに、それが何か意味のあるモノのようになってしまった。そこにどうも居心地の悪さを感じるのです。確かに、専門的な知識のない人でも情報を発信できるようになったのは素晴らしいことだけれど、そのに何を書くのか?という問いは以前として変わらないと思うのですよ。業者の用意した型にはまったブログサイトが増えた一方で、創意工夫を凝らした個性的なサイトが減ってしまったのも気になります。端に追いやられているのもすごく気になるのです。