2004年10月10日 御堂筋パレード

一日遅れで大阪へ。昨日の騒動でちょっと疲れて寝過ごし、新大阪に着いたのは夕方。早速嫁さんの実家に行こうとするも、嫁さんの携帯に電話したら、いま御堂筋パレードを観ているとのこと。とりあえず御堂筋線で心斎橋に行く。

地下鉄を降りて地上にでると、夕暮ぐれの中、パレードの真っ最中。戦災を受けた街が大抵そうであるように、大阪のメインストリート・御堂筋は道幅がとても広い。通りの中央をフロートやマーチングバンドが流れていき、それを見る人垣の後ろを、ゆったりと人が、自転車が流れていく。近所の小学生が走っていく。私はこういう、日々の生活とハレの楽しみが隣り合わせにある大阪の街が、とても好きだ。

人ごみのなかで嫁さんを見つける。独身時代の、待ち合わせのときの気分を思い出す。

出掛けに義母とケンカしたらしい。ちょっとした気持ちの行き違いがあったらしい。夕飯は外で食べてくるように言われたらしいが、いろいろ話し合って、実家に帰ることする。実家では、初めは多少ぎこちなかったものの、最終的には誤解も解けて、いつもと同じ楽しい雰囲気に。母娘が台所に立ち、あーだこーだと言い合いながら夕飯を作っている光景が、とてもほほえましかった。