今月は期末ということで、いろいろ無理やりにでも終わらせなきゃきけない仕事が多く、毎週休日出勤でかなりキツかった。いま手帳で調べたら、この2ヶ月で8回徹夜している。俺の夏休みはどこに蒸発した?
まあそれでも、それなりにやりがいのある仕事ならいいのだが。今期は自分のくいぶちを確保するのもやっとな状況で、最終的に3件仕事を掛け持ちすることになったのだが、そのうちの一件は、先々期から続いている品質的にどーにもならんシステムを引き継いだ保守作業で、これが精神的にかなりしんどかった。かなりでかいシステムで、開発に相当金をつぎ込んだだろうに、運用にこんなに手間がかかっていいんだろうか?と思う。一方で、この月曜日に別のお客さんにリリースした小さなプログラムは、2ヶ月の突貫工事でスケジュール的にめちゃめちゃ苦しかったが、今日一緒に仕事した担当の人から、さっそく利用されているというメールを貰い、すごく嬉しくなる。こっちは金額的に小規模だけど、きちんと予定工数内で収まったし。
いまソフトウェア業界もコストを下げろ下げろの大合唱。単価の高い日本人がモノづくりなんかしてたらダメ、人件費の安いインドや中国に発注しろ、ってなことになっているけれど、運用のコストまでトータルで考えると、海外に出すことで本当に安くあがるのか、すごく疑問を感じる。問題は単価が高いことではなく、単価に見合った価値を生み出せていないことではないか。