2003年10月9日 ドアスコープ

夜10時半ごろ家に帰り、着替えていたら、玄関の呼鈴が。慌てて玄関口まで行ってドアスコープで外を覗くが、誰もいない。「どなたですか~?」と呼びかけても反応なし。しばらく経って、外へ出てみるが、やはり誰もいない。

晩飯を食い終わり、居間でまったり。相方が風呂に入ったところで、また呼鈴が。返事をしてみるが、反応なし。ドアスコープを覗くと、やはり誰もいない。なのに、再び呼鈴が!

呼鈴が壊れたのか、鳥がつついているのか、それともドアスコープの死角に誰かいるのか。ドアチェーンをつけたまま、すこしドアを開けるが、人の気配はない。ただ、ドアの向こう左下はまだ死角のままなので、そこに誰か隠れているかもしれない。でも死角になる個所なんて本当に小さいし、そんなところに人が隠れられるはずはないよなぁ、と思いつつも、万が一を考え外に出ずしばらく待つ。

30分ほど経ち、ドアに郵便受け口があることを思い出す。そこから覗けば死角も見えるかも。で、ポストに手をいれてごそごそやるが、作りが入り組んでいてやっぱりダメ。で、諦めてふとドアスコープを覗くと、そこには歩いて立ち去る男の後姿が。。。

いやあ、びっくりしました。おそらく泥棒だったのでしょう。しかも、不在ではなく、在宅していることを呼鈴で確かめて、外で出てくるのを待ち構えていたわけだから、留守を狙った空き巣ではないわけで。2回目に鳴ったとき、もし確かめに外に出ていたら。。。そう思うとゾッとします。いちおう警察にも連絡し、その後は相方と改めて防犯についてあれこれ話し合いました。

物騒な話ですが、それでも何ともなかったのは、絶対に誰もいないと思いながらも、「不審なときは絶対にドアを開けない」という基本を愚直に守った結果なわけで、基本は大切だなぁと。皆さん、特に私の家の近隣の方は、特に注意しましょう。