お盆休みの始まりです。が、出だしからえらい目にあいました。
7月の中頃から心労がたたって(?)、首のリンパ腺が腫れて喉が痛んでいたのですが、どうもその元凶が右奥歯の親知らずだったようで、一昨日の朝、歯医者に抜きにいきました。本当は先々週に抜く予定だったのですが、休日出勤の仕事を突っ込まれてしまい、ようやく、という感じ。ここ何年も首筋のリンパ腺がごりごりしていて、頭痛や肩こりに悩まされていたので、とにかく早く抜いてすっきりしたいと思っていました。
既に上2本は抜いた経験があり、それも拍子抜けするぐらい楽だったので、気楽に構えていたのですが、歯医者さん曰く、ほとんど刺さってるだけの上の歯と、下あごにしっかりくっついている下の歯では大変さが全然違うとのこと。麻酔をかける前、体調は大丈夫ですか?と聞かれ、ちょっと疲れ気味だったものの、ここでまた延ばしたら今度はいつになるかわからないと思い、大丈夫です、と答えたのですが、それが悪夢の始まりでした。。。
ちょっと手間取りつつも、抜歯はなんとか終了。調子も良かったので、歯科医院のとなりのスーパーに入って、うろうろ。しばらくして、なんか関節が痛いなぁ。。。と思いつつ、食料品コーナーに降りたところ、猛烈な寒気が。とにかく早く買い物を済ませて、クーラーのない外へ出ようとするも、ちょうど昼飯前で、レジはどこも長蛇の列。しかも大きなスーパーなので、みんなカゴ2つも3つも山盛りで、なかなか進まない。寒気はどんどん酷くなり、顎や肩がブルブルと痙攣しはじめ、まるでクスリの禁断症状のよう。ようやくレジを抜け、ダッシュで外へ出て、猛烈な日差しを浴びて一息つくも、まだ寒気は止まらず。フラフラになりながら自転車を漕いでアパートにたどり着き、自転車のカギをかけるのももどかしく、自宅に飛び込んでそのまま布団に倒れこみました。
とにかく寒く、猛烈な頭痛と耳鳴り。酷い二日酔いか船酔いに見舞われた感じ。やがて吐き気も始まり、いくら抜歯が大変だといっても、これは変だろうと歯医者に電話するも、クスリを飲んで様子を見てくださいと言うだけ。それでも、痛み止めを飲んで1時間ほど寝て汗をかいたら、すこし落ち着いた状態に。
その後しばらくは体調も回復。夕食は、相方が暖かいスープを用意してくれて、なんとか食事を口にすることができました。食後はまったりと、テレビを見たり、ネットをチェックしたり。
なんだか蒸し暑いな、と思い、エアコンのスイッチを入れたのが間違いでした。3分もしないうちに、やっぱ寒いわ、と切ったものの、また関節の痛みが。夜中に病状が悪化するといけないと思い、慌てて近くのコンビニにスポーツドリンクを買出しに行ったら、店にいる間に急激に体調が悪化し、帰り道はもうふらふらに。それからは、冬用の布団を出し、長袖の服を着込んで、何度も吐いて一夜を過ごしました。
翌朝、歯医者へ傷跡の消毒に。不思議と傷跡の痛みはまったくなく、歯医者さんも、予想していた傷口の化膿がなく、熱の原因については首をかしげていました。
嫁さんが体温計を買ってきたので、さっそく計ってみたところ、なんと39度。こりゃまずいと思い、内科を探して行ってきました。内科で尿を調べてもらったところ、かなり疲労がたまっていたのではないかとのこと。念のため採血もしてもらい、解熱と食欲の出るクスリをもらって帰りました
クスリを飲んだら、寒気と吐き気もだいぶおさまりました。夕食は嫁さんの作ったおかゆを平らげることもでき、あとは熱や頭痛と戦いながら、普通の風邪のように、汗をかきかき、夜中に何度も起きながら、緩やかに回復していきました。
結局何が原因だったのかは良くわかりません。歯医者によれば、体調の悪い時や腫れたままの状態で抜歯すると熱が出ることがあるらしく、その両方だったのかもしれません。ただ、抜歯の傷跡自体はすごく良好なのに。。。内科の先生は、最近よくあるウィルス性の感染症に症状が似ているが、それだと下痢があるはずだ、というのです。私は胃腸が弱いのですが、不思議と今回はそっち方面は無事でした。もう大丈夫だと思いますが、しばらくは無理しないようにしたいと思います。
あと、今回は相方がよく頑張ってくれました。うちの相方、歳が若いので、こういう「年の功」とか、相手の気持ちを読むことが必要な状況ではどうかな?と思ったのですが、おかゆを作ってくれたり、まめにタオル換えてくれたり、しっかりやくれました(まあ、「病院行く時間になったら起こして」って頼んだのに、ネットに夢中になって忘れた、なんてミスもありましたが。。。)。今は疲れてスヤスヤ昼寝してます。毎晩遅かったですからね。相方には、すごく感謝してます。